2009年11月28日 (土)

第九 佐渡練

いよいよ本日は佐渡マエストロによるレッスン、通称”佐渡練”。

レッスン会場はいつもの体育館でステージと近いため、マエストロに近いところでレッスンを受けたいと思っていつもより早い時間に大阪に向った。

Tree

梅田の地下街はシャッターがまだ閉まっていて誰も通行人がいなかったので、通りがかりにクリスマスツリーをパチリ。

開場の40分くらい前に到着したら、すでに10名くらいの列になっていた。
そのうち、男性では3番目だったので結構前にいけるはずと期待。

9時半、時間通りに開場となった。
靴を履き替えるのもわずらわしく思えるほど急いでスリッパに履き替え、テノールの表示がある場所へ早足で。

Sadoren1
やったービックリマーク 最前列や~!!
場所が落ち着いたので、10時半のレッスン開始まで、携帯プレーヤーで復習。
第4楽章は約24分なので1回と少し聴ける。佐渡練は毎年楽譜無しなので、しっかり楽譜とにらめっこ。

Sadoren2

人数が多いので皆さん床に着席。

時間通りレッスン開始。
最初は発声練習。指導はオペラ歌手の花月真先生。

5分ほど発声練習したところで、2階席からマエストロが手を振りながら登場。
老若男女2階を見上げて笑顔笑顔。

隣の隣にいた佐渡ファンの少年もやや興奮状態。
彼にまけず小生も興奮状態。

わずか数メートル先にマエストロが立ったラブラブ!

フリースのトレーナーといったカジュアルな服装。

冒頭、一万人の第九にかけるマエストロの想いを”野性味”というキーワードで話をされた。
色々なルールや規制のある現代社会において、人間が人間らしくあるためには”野性味”に触れ続けることが大切だと。それはスポーツに熱狂する、演劇に心奪われる、第九を大声で歌い上げる、大音響のオーケストラの演奏に触れるなど非日常の中に存在するという。

「では、早速始めましょう!」の一言でいきなりスタート。

フロイデ!

いきなりだったので、声が出てない。

もう1回。

「声は出てるけど、野性味がまだまだ」

もう1回。

「まだまだ」

もう1回。

「声を出したいほうに手を振り上げながらやってみましょう」
「中途半端にせずに思いっきり!」

もう1回。
「はい、女声も加わって!」

この最初の一言を何度も何度も繰り返した。

「合唱の声が変わっていくことを意識して!」
「天井を押し上げる勢いで!」

見る見る声が変わっていくのを実感。感動ものだ。

指摘はほとんどがイメージによるものである、「ここは"宣言”する場面」「ここは”祈り”の場面」「ここは確固たる柱を1本ずつ立てていくイメージ」などなど…。先週、教えてもらった第九物語が非常に役に立った。

楽しみにしていた男声3部(411小節)では今年もマエストロがステージを降りて、我らの列に混じり肩を組んで練習した。2人隣の方が肩を組んでもらった、ひそかに狙っていたのだが、来年は是非肩を組んでほしい。

最も有名な「M」では最初のフロイデの巻き舌を徹底的に練習。

ドッペルフーガは2回繰り返した。
「歌えているけど、他のパートをもっと聴こう。」

う~ん、楽譜を見ながら、思い出しつつ記事を書いているけど、今日のレッスンの感動を書ききれない。

自分なりに解釈して、野性味とはパッション(情熱)の爆発かなと思った。
よし!それでいってみよう。

目の前で、オケを振るのと同じように指揮するマエストロを見ることができたし、汗一杯かいて指導してくれる姿に大いに感動もした。

夢のようなひととき!!

あぁ~~~~!

第九、最高!佐渡さん、最高!

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2009年11月21日 (土)

第九レッスン NO.12(最終回)

ついに最終レッスンとなった。

発声練習として「世界に一つだけの花」の練習後に第九に。

先週始まった第九物語の続きで「G」(313小節)から。

岩城先生が場面のイメージを語られたあとに、順にその場面を歌っていくというレッスン。

昨年もそうだったが、軽妙な語り口で笑いを呼びながらも、1つの音楽記号、音符、休符が何を意味しているのか何を言いたかったのかとものすごく深い話であり、時間を忘れて聞き入ってしまった。

圧巻は(331小節)から「M」(543小節)の大合唱に至るまでだろう。

「そこが目的地だと思った村人が大きな門を開くと、またもや広大な地が広がっていて何もない。不安にかられる村人達。」(331小節)

ファゴットが単音でリズムを刻むが、単音である理由は、この土地の先に待っているものがハッピーなものであるのかそうでないのかまだわからない不安感を醸し出しているそうだ。

それにクラリネットの長調の和音が重なり、ハッピーであることを予感させる。

遠くからトランペットソロによる明るいメロディーが聴こえてくる。

「やがて、一人の若者のリーダーが先陣をきって未開の地に乗り出す」(375小節、テノールソロ)

「それに呼応するように男達が肩を組んで行進を始める」(411小節、男声3部)

「前方から嵐がやってくる」(431小節)

弦楽器による3連譜は嵐を表し、時折あらわれる勇ましいメロディーは村人達の進軍を指すそうである。
時には3連譜の嵐に巻き込まれそうになりながら、それでも不屈のメロディーはどこからともなく復活する。

「やがて嵐は去り、村人達は疲労困憊。その時、天上から歓喜の歌が聞えてくる」(535小節)

「村人達がふと我にかえり前方に目をやると、晴れ渡った空の下に巨大な神殿がそびえたっていたのだ!」

ここは歓喜の歌の冒頭3つの音がまず長調で演奏される。これが天の声をあらわし、次の短調でリピートが村人達の内なる声を表しているそうだ。

それは再度長調に転じ、クレッシェンドされて、第九で最も有名な歓喜の歌の大合唱となる。(543小節)

映画のワンシーンが目の前に浮ぶような場面である。

その後も何度か苦難を迎えることになるが、やがて天上から天使の歌声(ソプラノ、アルト)が降り注ぎ、村人達は
目的の地に到達するのだが、あまりに素晴らしい物語すぎて小生の稚拙な文章では表現しきれないガーン
とにかく第九は奥が深くて最高なのだビックリマーク

熱のこもった物語は時間には勝てず予定を数分超えて終焉を迎えた。

2回目の物語であったが、本当に素晴らしい。
来年も是非このクラスでレッスンを受けたいものだ。

レッスンが終わってしまったという寂しい気持ちも少しあるが、まだ来週は佐渡レッスンもあるし、なんといっても大阪城ホールでのリハーサルと本番が大いに楽しみである。

 アッレ メンシェン ヴェルデン ブリューデル!!
(すべての人々は兄弟となる)

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2009年9月19日 (土)

第九レッスン No.4

今日も朝から梅田で1万人の第九のレッスン。

本日の指導はいつもの岩城先生のピンチヒッターの花月先生。
どんなレッスンかと思っていたら、ご本人がイタリアの先生に師事されたからかとにかく物腰がソフトで褒め上手。

前回のレッスンの大谷先生も褒め上手だったが、それ以上かも。

声は気分の持ち方一つで代わると、気分の持ち方を重視された指導。

発声練習1つとっても優しいママを思い浮かべて♪マ~マ~マ~マ~と延ばしたり、高級な豆を思い浮かべて1粒ずつ味わうように♪マメマメマメマメマメマ~としてみたり、とにかく面白い。

さて、第九。
本日のレッスン箇所は最も有名で本番では佐渡マエストロが観客の方に向いて会場全体が大合唱する部分。
1つのパート毎に音取りをして丁寧に仕上げていく。

興味深かったのはそれぞれのパートのイメージを説明されたことかな。
小生はテノール。テノールは『黄金のトランペットTrumpet』だそうだ。
勇ましく鳴り響くトランペット。

パート毎の練習では巧くいったら、他のパートの方から拍手が起こるなど活気あふれたレッスン会場となった。

とにかく褒めてその気にさせる。

老若男女を問わず先生の催眠術にかかったようにどんどんハーモニーが出来上がっていくのを実感した。

最後は今日行った部分を通して終わりとなったが、ここでも歌い終わったあとにまるで本番のように拍手が沸き起こるほど。

家路に向う皆さん方の大半が少し上気した満足げな顔をされていたのが印象的なレッスンだった。

【今日の赤ペン書き込み】
音楽は 直感 ヤマ勘 あてずっぽう



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2009年9月 5日 (土)

第九レッスン No.2

Lesson2
土曜日午前は梅田の体育館で第九ベートーベンのレッスン。

レッスン2日目は初っ端から第九に突入。

最初にコーラスが登場し有名な旋律を奏でる箇所。
岩城先生の指導はドイツ語の発音まで至る丁寧なもの。

前回と同じことを教えていただいてるはずなのだが新しい発見がいくつもある。
昨年は赤鉛筆で書き込みをしたので、今年は赤ボールペンで書き込みをすることにした。

後半はさらにスピードアップ。
残り10回のレッスンで形にするには時間が足らないから割り切って進まなければならない。
先生が語りつくせないもどかしさを感じてるようにも見えたのは小生だけか。

予定時間を5分過ぎて終了。終了と同時に空気がホッと緩んだのがわかるような濃密なレッスンであった。

昨年は音を正確に覚えるため練習用CDを繰り返し聴いた。

全体をあまり通して聴いていなかったので、本番では乗り損ねてしまったという反省もある。

今年は昨年のDVDなどを中心に流れの中で復習していこうと考えている。

今日の赤ペン書き込み
「裏拍はリアクション」

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2009年8月29日 (土)

FREUDE!

いよいよ第九のレッスンが始まった。

本来梅田で土曜午前中クラスなのだが、梅田の体育館が明日の衆院選会場になったために今日は尼崎のアルカイックホール。

合唱指導がどの先生になるのか、楽しみにしながら、午前10時に受付。

Ticket

参加証ゲット。

Hall

中ホールながら、本格的ホールでのレッスンは快適。
家族連れが多くて少しうらやましい。

合唱指導は昨年教わったのと同じ先生、伴奏も同じ先生。
これから11月下旬までよろしくお願いします。

本日のレッスンは初回ということで、前回同様第九はほとんど触れずに歌うための準備体操、発声方法、腹式呼吸などを2時間じっくり行った。

昨年も第1回目のレッスンから感動したのだが、今回同じことを聞いていてもまた新たな発見があり、今日も感激。

「音楽は時間の芸術」

って、言葉が印象に残ったなぁ。

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