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2009年10月25日 (日)

文化祭

昨日は弐姫の学校の文化祭。
インフルエンザの流行でどうなることかと気をもんだのだが、無事開催された。
校長先生のお話では土曜日に開催予定であった学校の実に7割が延期もしくは中止を余儀なくされたそうである。

今回は第九のレッスンをお休みにして最初から見ることにした。

事前に開催された合唱コンクールの各学年の優勝クラスの自由曲、学年全員による課題曲、生徒会によるバンド演奏など例年のものが披露されたが、今年はいくつか新たな試みもあった。

美術部などは例年作品の展示のみであるのだが、今回はステージにPC画面を投影し、居住区で行われた地域のアートイベントへの参加報告を、放送部は相田みつをさんの詩の朗読を行った。

美術部員が地域の人たちと芸術を通して触れ合う様子が良くわかって非常にいい企画であった。

相田みつをさんの詩については部員数名がステージ上で順番に朗読をするというもの。
よく知られた詩の朗読かなと思っていたが、どれも小生の知らない詩ばかりで聞き入ってしまった。

特に内容に感銘を受けた詩を一つ。

『トマトとメロン』 相田みつを
トマトにねえ
いくら肥料をやったってさ
メロンにはならねんだなあ

トマトとね
メロンをね
いくら比べたって
しょうがねんだなあ

トマトより
メロンのほうが高級だ
なんて思っているのは
人間だけだね
それもね
欲のふかい人間だけだな

トマトもね メロンもね
当事者同士は
比べも競争もしてねんだな
トマトはトマトのいのちを
精一杯生きているだけ
メロンはメロンのいのちを
いのちいっぱいに
生きているだけ

トマトもメロンも
それぞれに 自分のいのちを
百点満点に生きているんだよ

トマトとメロンをね
二つ並べて比べたり
競争させているのは
そろばん片手の人間だけ
当事者にしてみれば
いいめいわくのこと

「メロンになれ メロンになれ
カッコいいメロンになれ!
金のいっぱいできる メロンになれ!!」
と 尻ひっぱたかれて
ノイローゼになったり
やけのやんぱちで
暴れたりしているトマトが
いっぱいいるんじゃないかなあ

生徒だけでなく、我々保護者に対しても含蓄のある内容である。良いセレクションだ。
後輩の演奏を聴きに来ていた壱姫もこの詩がお気に入りだそうで、夕食での話題となった。

生徒会バンドの元気な演奏が終わって、10分間の休憩の後、弐姫たちブラバンの登場となった。
例年このステージで3年生の引退となるため、立見席には3年生の保護者の方のビデオ撮影の列ができるのだ。

夏のコンクールで演奏した『シーゲート序曲』(J.スウェアリンジェン)を皮切りにポップス中心。
シーゲート序曲はさすがにしっかりと練習しているようで見事なサウンド。
パーカッションのキレのある打ち込みもいいねぇ。

恒例の3年生だけによる演奏は映画「スウィングガールズ」でも演奏された「故郷の空」のスウィング版。
3年生が一人ずつソロ演奏を披露するのだ。ピヨピヨヒヨコだった子たちが堂々たるソロプレイ。
いつもここら辺から涙腺がやばくなる。来年は弐姫の番になるのだがどうなることやら。

今年はアンコール曲が準備してあった。
曲はスピッツの名曲「チェリー」。
練習3日間とは思えない良い演奏で大成功のステージだったといえるのではないだろうか。

部長さんの挨拶もほんとに良かった。感動のダメ押し。
ふと横を見るとカメラを構えたお父さんも涙をぬぐっていたような…。

今日から弐姫は実質的な最上級生として後輩たちを引っ張っていくことになる。

新しい試みもあり、例年以上に良い文化祭ではなかっただろうか。

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2009年10月14日 (水)

奈良ブラブラ ~東大寺近辺~

新聞を読んでたら、奈良公園の鹿の角きり鹿のニュースがあった。

昔からこのような行事、イベントが好きなのだが、いつも逃してばかり。
今回は見に行きたいなぁとおもって、ネットで列車の時間や運賃を調べてみると、阪神なんば線でいくと、なんと片道千円、快速で1時間半でいけることがわかったのだ。

1時間半といえば、毎日の通勤の時間と大差ない。

奈良行き決定。
当日の朝に夕食の仕込みだけして朝から出発した。

最寄駅から直通特急梅田行きに乗車、尼崎で直通快速奈良行きに乗り換え。

奈良といえば修学旅行の定番であって遠い印象があるのだが、あっという間に生駒に到着。

車窓から見える銀行が南都銀行であることが奈良に来たことを実感させるのは面白い。

通勤の感覚で近鉄奈良駅に到着、京都行き、大阪なんば行きに混じって三宮行きもあって、ほんとに奈良がちかくなったことを実感した。

Kintetsu

さて、何の下調べもなく出てきたので、とりあえず大仏大仏1でも見ようと思って地上に上がった。
何年ぶりなんだろうか。

ふとポスターを見ると、阿修羅像展阿修羅の案内。
見たいと思っていたのだが、残念ながら17日からということで今回は見送り。

脇道を入って興福寺。
突然眼前に五重塔が。…デカイ。こんなに大きいのかといきなり圧倒された。

Kohukuzi

そこから国立博物館横を通って奈良公園へ。
途中、道路わきに石碑を発見。
近づいてみると、「鴎外の門」とある。

Ohgai

帝室博物館(国立博物館)の総長となった文豪森鴎外が正倉院の開封のために奈良に来るときに宿泊した宿舎の門だということらしい。へぇ~、森鴎外が奈良とつながりがねぇと感心。

そこを抜けるともう奈良公園。
しばし逡巡したのち鹿せんべいを1束150円で購入。
親父一人がなにやってんねんという声もなくせんべいを手に取った。

するとあっという間に音もなく数頭の鹿に取り囲まれ、少しの恐怖を感じ鹿の間をすり抜け歩き始めた。
後ろを振り返ると案の定鹿がついてくる。
と、右わき腹に痛みを覚えたのでなんやとみると鹿が噛んでいた。催促しているのだ。
無視して歩みを早めると今度は左わき腹に痛みが。

あかんと観念して持ってたせんべいを一気にやってしまった。

帰宅して家族に話をすると、「普通は服ひっぱるだけやけど、太ってたから脂肪もかまれたんや。」って大笑いされた。そうかもね。

ほっとしていると、地元の方と思われるおばさんが、一頭の鹿にせんべいをあげていた。
手を高くかざすと、なんと鹿がお辞儀をするではないか。
「お、おじぎするんですか?」と思わず聞くと、「一頭だけの時に手をかざすとお辞儀する。」と教えてくれた。
試してみたい衝動にかられたが、先ほどの恐怖心が先立ちやっぱりせんべいはギブアップ。

本当はせんべいと鹿の写真を撮るつもりだったが、以上のような理由で画像はない。

鹿もあきらめて離れていってくれたので、安心してふと見るとみたらし団子の屋台が。
炭火で焼いてるようで美味しそうだから、一本購入。

Mitarashi

東大寺世界遺産登録の石碑と鹿とみたらし団子。

Todaizisekihi

なかなか味のある「東大寺」の文字。誰の揮毫かと思い近づくと「莫」の文字が。
あぁ榊莫山さんかなと思ったが、そのときはよくわからなかった。
帰宅後調べるとやはりそうであったのだ。
そのほかにも東大寺には莫山さんの作品が多いらしいが、下調べがないのでコレ限りであったのは少し残念。
それにしても、さすがに著名な書家の文字は人を惹き付ける力があるのだなぁ。

Nandaimon

わが国最大の山門。
創建当時のものは平安時代に倒壊したそうだが、再建されたものでも鎌倉時代というから驚き目
とにかくこれもとてつもなくデカイ。25メートルほどの高さがあるそうである。
南大門の入口を固める金剛力士像、8.4メートル。
運慶・快慶の作品だが、寄木造りとはいえ、この大きさにも驚き目

Kongou

で、大仏殿。

Daibutsuden2

Daibutsuden

屋根の鴟尾(しび)が秋空のもと金色に輝く大仏殿。
息をのむほどの壮麗さとはこのことなのかと思うほど。…すばらしい。

Daibutsu

大仏様。カメラを向けるのはいかがなものかとも思ったが、観光客の皆さん撮られてたし、大仏様も長年慣れておられるでしょうと思ってパチリ。

ちなみに先日神戸で見た鉄人28号とこの大仏様はどちらが大きいのか、帰宅後子どもに聞かれた。
即答できなかったが、「多分鉄人の方がデカイ」と答えた。
本日調べてみると大仏は15メートル弱、対して鉄人は18メートルで、答えは正しかったことが判明。

Komokuten

大仏の後方にはこのように素晴らしい像がある。
修学旅行で行ったときに見た記憶は全く無い。
画像ではわかりにくいが眉間にしわを寄せた鋭い眼光がすごい。

ちょうどガイドさんが団体客に説明をしていたんで便乗させてもらった。

「広目天」という四天王の1人。
四天王とは仏教成立前に既に信仰されていたバラモン教などの神々を仏教が護法神として取り入れたもので、広目天は西方を護る天王。
右手に筆、左手に巻物を持ち、鋭い眼光で世の中を見渡し、悪行を行えばすぐに記録する、というようなことを説明しているようだった。

反対側にいくと
大仏様の鼻の穴と同じ大きさの穴のあいた柱。これははっきり記憶してた。当時くぐった記憶も。
実は今回もくぐってみたかったが、意外と小さく、また観光のおばちゃんも列をなして待っていらっしゃったのでパス。嬌声をあげながら順にくぐるおばちゃんの姿をパチリ。

Daibutsu3

大仏殿を出てから、北西に位置する正倉院を見にいった。

Shosoin

結構歩いていくとだんだん人通りが少なくなった。
立て札があった。「公開してません」…ガーン
通常は公開していないことを知らずに行ってしまった。
同じような観光客と一緒に柵の外から外観の写真を1枚。

昼食は駅で購入した奈良の名物「柿の葉寿司」。
公園で食べようと思っていたけど鹿が怖いので鹿のいない所をさがしてやっと隅っこの木の根元で。

ここでも変な親父が1人しゃがんで食べてるという声もなく…。
Kakinoha

本当は茶粥とか茶飯とか食べたかったのだが、行ってみるとお膳になってて数千円とか結構な値段なんで柿の葉寿司にした。
元来鯖寿司は苦手なのだが、最近食べれるようになったので…。
鯖と鮭の2種類。美味しかったねぇ。

そんなこんなで大仏様辺りで時間をとってしまって、鹿の角きりは時間の関係でみれずじまい。
それでも満足、時間が足らないくらい。
下調べしてたらもっともっと面白いものが見られただろう。

建造物も仏像も素晴らしい、奈良はすごいっ!

年をとって再び訪れると子供の時とは違った見方ができることを実感したブラブラであった。

阪神なんば線も便利やし、11月にもう1回阿修羅像を見に行こうかと真剣に思ってる。

今度は下調べして二月堂などもいってみたい。

【今回のおみやげ】
Naramiyage

茶だんご
鹿の鼻くそ(ピーナッツ菓子)
柿の奈良漬
鴟尾(しび)の土鈴

鹿の鼻くそはネーミングが女性陣には不評、個人的にはツボ。

Tyadango

茶だんごは好評。
ゆっくりと先日ゲットした伊勢茶と一緒に。

Narazuke

初めて目にしたものが柿の奈良漬。
甘いのかと思いきや甘くなる前の柿をつけるので甘くはない。
酒粕を落とすと見事に柿が丸ごと。
味はかなりしっかりとついていて、お茶漬けや酒の肴にもってこい。
少しずつポリポリ齧ると最高。
子どもは苦手な場合が多いが壱姫は結構気にいったよう。将来酒飲みになるかな。

今回、もっとも気にいったのが、自分用に購入した土鈴。
以前は旅行に行ったらまず各地の土鈴を買っていたのだ。
比較的安価だし、各地の特徴をうまく表現しているし、荷物にならないし。
最近は中断していたが、これで再燃間違いなしだメラメラ

Shibi

鴟尾(しび)の土鈴。

大仏殿の屋根で角のように輝くのが鴟尾(しび)。
初めて耳にする言葉である。

鴟尾は後漢以降の建築様式が中国大陸で変化し唐時代に鯱(海に住み、よく雨を降らせるインドの空想上の魚)になり、飛鳥時代の日本に伝来したものと言われているそうだ。

火除けのまじないとの意味合いもあるそうで、土鈴の説明にも居間や台所に置くと防火のお守りになるとあった。

さっそく、玄関にでも飾ろう。

ブラブラ、ほんとに面白い!!

今度はどこ行こう。











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2009年10月11日 (日)

鍋ラーメンとチキンのトマト煮

土日の週末クッキングをまとめて。

土曜日:
ママが友達と毎年恒例の旅行で不在、今年は京都。
夕方まで買い物で外出していたので今日は簡単に鍋ラーメン、冷ご飯があったのでミニレタスチャーハン付き。

Tyahan

Naberamen

我が家の鍋は野菜が多い。
先週使った豆苗。袋にスポンジ部分を浅い皿に入れて水に浸しておくと成長するとあったので試した。

Tomyo

思わず笑うほど成長した。下の部分が少しカビっぽくなったので2回の収穫で処分したが、これは使える。

日曜日:
冷え込んだので煮込み料理をと考えた。当初、煮込みハンバーグを考えたが、あまりしたことのないチキンのトマト煮に代えた。かなり煮込んだが汁気が多くてスープもかねるほどだったので汁物は作らず。
少し数を増やすために、鶏皮のポン酢おろし和え油アゲとニラと白ネギの卵とじを加えた。

Chicken

チキンのトマト煮は、冷蔵庫にあるズッキーニや安売りのナスなどをオリーブオイルで炒めて鶏モモ肉に焦げ目をつけた後、トマト缶を投入し、コンソメで調味し、あとは弱火で煮込む。
最後にドライバジルを少々と、とろけるチーズをトッピング。

鶏モモ肉を使用する際は鶏皮はカリカリに炒めておつまみにするか、量が少ない場合はアンジュのご飯になっていたが、今回は茹でた。茹でたままでは脂っぽいので大根おろしと和えてポン酢をかけるとあっさりして美味い。コラーゲンたっぷりだそうな。

油アゲの卵とじは一品追加したいときのお助けレシピ。
油抜きしたアゲをざく切りにし、あとは油を引かないフライパンでじっくり焼いていく、白ネギも焦げ目がつくまで焼くと甘味が増しておいしい。風味付けにニラを投入し、市販の麵つゆで味付け、最後に卵でとじたら完成。

秋が深まって食欲ますます増進中。

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2009年10月10日 (土)

神戸ブラブラ ~鉄人との遭遇~

第九のレッスン終了後、最寄駅で降りずにそのままもっと西の長田まで足を伸ばした。

10月4日にKOBE鉄人PROJECT の目玉企画の鉄人28号の巨大モニュメント完成記念セレモニーがあったばかりのそのモニュメントを見に行こうと思ったためだ。

長田といえば、1995年の阪神淡路大震災において、未曾有の被害を受けた。
この長田の地の復興は同時に神戸復興の象徴とも言えるのかもしれない。

小生は神戸の東方に居住のためあまり足を運ぶ機会がない。
JR新長田駅で下車、駅前広場で散策MAPをもらい、ブラブラしてみた。

かなりの人手で人の流れについていくと、突如鉄人が姿を現した。

Tetsuzin

かっこいい!
Tetsuzin2

Tetsuzin3

街灯も28号!
Tetsuzin4


台風一過の真っ青な空を背景に立つモニュメントは予想以上にデカイ。
小生は鉄人28号世代の少し後であるためさほど思いいれがあるわけではない。

しかしながら、直立ではなく、足を開き、右手を突き上げた18メートルのモニュメントには大いにかっこよさと躍動感を感じた。

商店街は通常の3~4倍の人手だそうで、鉄人特需に沸いているとの報道もあったようにまさに28号一色。
とはいうものの、この長田は新長田一番街商店街、大正筋商店街、西神戸センター街、丸五市場、本町筋商店街、六間道商店街と多くの商店街があり、今日は少し回ってみたが、モニュメントから離れるに従って、人通りが少なくなるのは否めなかった。

特需ではなく全ての商店街でキャッチフレーズである「復興から飛躍へ」が実現すればいいなぁ。




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