文化祭
昨日は弐姫の学校の文化祭。
インフルエンザの流行でどうなることかと気をもんだのだが、無事開催された。
校長先生のお話では土曜日に開催予定であった学校の実に7割が延期もしくは中止を余儀なくされたそうである。
今回は第九のレッスンをお休みにして最初から見ることにした。
事前に開催された合唱コンクールの各学年の優勝クラスの自由曲、学年全員による課題曲、生徒会によるバンド演奏など例年のものが披露されたが、今年はいくつか新たな試みもあった。
美術部などは例年作品の展示のみであるのだが、今回はステージにPC画面を投影し、居住区で行われた地域のアートイベントへの参加報告を、放送部は相田みつをさんの詩の朗読を行った。
美術部員が地域の人たちと芸術を通して触れ合う様子が良くわかって非常にいい企画であった。
相田みつをさんの詩については部員数名がステージ上で順番に朗読をするというもの。
よく知られた詩の朗読かなと思っていたが、どれも小生の知らない詩ばかりで聞き入ってしまった。
特に内容に感銘を受けた詩を一つ。
『トマトとメロン』 相田みつを
トマトにねえ
いくら肥料をやったってさ
メロンにはならねんだなあ
トマトとね
メロンをね
いくら比べたって
しょうがねんだなあ
トマトより
メロンのほうが高級だ
なんて思っているのは
人間だけだね
それもね
欲のふかい人間だけだな
トマトもね メロンもね
当事者同士は
比べも競争もしてねんだな
トマトはトマトのいのちを
精一杯生きているだけ
メロンはメロンのいのちを
いのちいっぱいに
生きているだけ
トマトもメロンも
それぞれに 自分のいのちを
百点満点に生きているんだよ
トマトとメロンをね
二つ並べて比べたり
競争させているのは
そろばん片手の人間だけ
当事者にしてみれば
いいめいわくのこと
「メロンになれ メロンになれ
カッコいいメロンになれ!
金のいっぱいできる メロンになれ!!」
と 尻ひっぱたかれて
ノイローゼになったり
やけのやんぱちで
暴れたりしているトマトが
いっぱいいるんじゃないかなあ
生徒だけでなく、我々保護者に対しても含蓄のある内容である。良いセレクションだ。
後輩の演奏を聴きに来ていた壱姫もこの詩がお気に入りだそうで、夕食での話題となった。
生徒会バンドの元気な演奏が終わって、10分間の休憩の後、弐姫たちブラバンの登場となった。
例年このステージで3年生の引退となるため、立見席には3年生の保護者の方のビデオ撮影の列ができるのだ。
夏のコンクールで演奏した『シーゲート序曲』(J.スウェアリンジェン)を皮切りにポップス中心。
シーゲート序曲はさすがにしっかりと練習しているようで見事なサウンド。
パーカッションのキレのある打ち込みもいいねぇ。
恒例の3年生だけによる演奏は映画「スウィングガールズ」でも演奏された「故郷の空」のスウィング版。
3年生が一人ずつソロ演奏を披露するのだ。ピヨピヨ
だった子たちが堂々たるソロプレイ。
いつもここら辺から涙腺がやばくなる。来年は弐姫の番になるのだがどうなることやら。
今年はアンコール曲が準備してあった。
曲はスピッツの名曲「チェリー」。
練習3日間とは思えない良い演奏で大成功のステージだったといえるのではないだろうか。
部長さんの挨拶もほんとに良かった。感動のダメ押し。
ふと横を見るとカメラを構えたお父さんも涙をぬぐっていたような…。
今日から弐姫は実質的な最上級生として後輩たちを引っ張っていくことになる。
新しい試みもあり、例年以上に良い文化祭ではなかっただろうか。


のニュースがあった。
でも見ようと思って地上に上がった。
の案内。




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